奈良県のプラスチック産業知識をお届けいたします。
奈良県のプラスチック産業
プラスチック産業の勃興
奈良県のプラスチック産業は、昭和初期のボタン製造からの係わり、
文具や洗面器からの係わりならど起源として、
戦後プラスチック業に転業されているようです。
その他にも、農業からの転換の事例もあります。
成形機は展示会などに出店の機械を購入されたようですが、
初期のころは故障が多く大変だったようです。
【出展:組合創立20周年記念誌(昭和55年3月発行)】
その後、成形機の改良や材料の変遷を経て、現在では私たちの身の回りにある電気製品や家庭製品
といった多くのプラスチック製品の製造に携わっています。
奈良県のプラスチック産業の概要
2020年度における奈良県内のプラスチック製造業の事業所数は251社で、県内全事業所(1,783社)の
約14%にあたり、業種別では繊維工業に次いで県内第2位です。
2020年度におけるプラスチック製造業に従事している従業員数は約7,000人で、県内全事業所(61,560人)
の11.5%にあたり、業種別でも食料品製造業に次いで県内第2位です。
2019年度におけるプラスチック製品製造業の製造品出荷額は約1,650億円で、県内全事業所(2兆1,224億円)
の7.7%にあたり、業種別では金属製品製造業に次いで県内第5位です。